ブックタイトルtokaijudo2014

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概要

tokaijudo2014

58 創立者松前重義博士は、青年時代に「人生いかに生きるべきか」について思い悩み、内村鑑三の研究会に参加しました。内村の講義に深く感銘した松前博士は自らの生涯の使命を発見しました。特にデンマークの教育による国づくりの歴史と思想に啓発され、1935(昭和11)年に自宅敷地内に私塾「望星学塾」を建設しました。ここに東海大学の原点があります。 松前博士は「望星学塾」の信条として四つの言葉を掲げました。 ここでは身体を鍛え知能を磨くとともに人間・社会・自然・歴史・世界等に対する幅広い視野を持ち、一人一人が人生の基盤となる思想を培い人生の意義について共に考えつつ、希望の星に向かって生きていこうと語りかけています。 学園では創立者の精神を受け継ぎ、明日の歴史を担う使命感と豊かな人間性を持った人材を育てることにより、「調和の取れた文明社会を建設する」という理想を高く掲げ、歩み続けています。東京都武蔵野市にある望星学塾(左側の建物が1935年に建設された)。現在は社会教育活動として「松前柔道塾」を設置し、柔道による青少年育成を展開している。