ブックタイトルtokaijudo2014
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tokaijudo2014
3 2ば勝ち続けることはできないと思っています。│最後に記録に挑戦する醍醐味について教えてください。 哲学的な話になってしまうのですが、誰もやったことがないことに挑戦できるのは、生きている中でなかなか無いことです。今の部員たちが卒業して、今後このような環境に身を置けるかと言ったら無いと思います。これってとても幸せなことだと思うんです。私は記録に挑戦することを大事にしたい。苦しんで勝負の準備をするのも、目的を達成したあの一瞬の喜びのためだと思います。もがき続けるからこそ光が見えてくる。もがかなかったら一生見ることのできない光景だと思います。しかし、結果にこだわりすぎると、かえって大切なものを見失う気がします。挑戦する『志』を大切にしたいです。信じます。新寮の完成は、学生達にとって学生生活及び柔道強化活動の充実に大きな力となっており、本当に感謝の気持ちで一杯です。│今年一年の意気込みを教えてください。 まずは個々の競技力を上げること。チーム一丸となってチーム力を向上させ『全員柔道』を目指し、それを貫いていってもらいたい。そして部員達の協力体制・絆を大切にチームつくりをしていってもらいたいと思っています。本学生体重別団体優勝大会での)敗北もあった。そのことも踏まえて志を新たに立てるという思いを込めています。│新主将の王子谷剛志について。 大きな目標を達成するためには覚悟が必要です。特に先頭に立って引っ張っていくとなると、大きなプレッシャーがのしかってくる。それが大きくなればなるほど自分を見失いがちになります。それを乗り越えられるのは王子谷しかいないと思いました。王子谷は中心ではありますが、決して彼頼みになるような雰囲気ではありません。支える上級生が一緒に引っ張り、成長していける存在だと考えています。大きな目標にも準備をしっかりすることで力を発揮できる選手なのに部員達は皆コツコツ努力する選手が多いので、これまで地道にやってきたことを結果に繋げて行きたいと思います。ひとりひとりの力は着実に向上してきているので、今年はその成長をいかに本番で出しきれるか、いかにくらいついていけるかかが勝負のカギです。│今後の課題はなんですか。 絶対的ポイントゲッターが不在である部分、『私がやってやる!』『私がポイントを取るんだ!』『絶対に負けない!』という意識をもち、常に強い決意で頑張り抜く精神的逞しさも身につかせたいと思っています。試合で起こりうるあらゆることを想定し、それに対応でき得る能力を身に着けることは必須条件であります。また、著しく変で、期待にいつも応えてくれています。│指導するにあたって心がけていることはなんですか。 今まで先輩たちが築きあげてきたものがあるから、今があります。その部分を部員たちには忘れてほしくない。歴史を忘れるということは原点を忘れるということですので。6連覇の始まり、柔道部の歴史もそうであるように、一朝一夕でできたものではないんです。血のにじむような努力や苦しさをのり超えて、それを積み重ねてきたんですよ。それがあるから、記録にも挑めるし、東海大柔道部があるんですよね。今年、我々はさらに歴史を積み重ねていきたいと思っています。│今、チームに必要なことはなんですか。 チーム全体の底上げが必要だと考えています。他大学は、間違いなく『打倒東海』で挑んでくると思います。だから1戦も気を抜けません。全力で戦い、勝ち進まなければなりません。そのためにも絶対的なチーム力が必要です。一瞬の隙もないチームにしていかなけれ化している国際ルールの対応も忘れてはいけません。│先生自身、指導面で意識していることなどありますか。 今年の私自身のテーマ・スローガンは、「志」と「活気」です。勝利のためには個々の志、チーム全体の志が重要になってくると考えます。さらにそのためには意欲につながっていく「活気」が大切です。皆にも毎日の生活を大切に、生き生きとした清々しく活気ある日々を送っていってもらいたい。そうすれば『やる気に満ちた日々』が送れるものと信じます。何事も基本を大切に規則正しい生活を送らせたいと思っています。│新しい寮が3棟完成したことについて。 全員が一堂に会して寝食を共にすることで一層のチームワークが向上すると思います。さらに全体でのミーティングや学年ごとの集まりなど、集まりやすく意見を交わしやすくなりました。柔道だけでなく、仲間達との日常生活の中での相互協力でより一層の絆を深めていってくれるものと男子柔道部監督上Agemizu水 研Kenichiro一朗女子柔道部監督中Nakanishi西 英Hidetoshi敏1974年6月7日生。熊本県出身。東海大学相模高校-東海大学-東海大学大学院-綜合警備保障。2002年11月から2年間アイダホ州立大学での語学研修と柔道インストラクターを経て、2004年10月から柔道部副監督、2008年1月より現職。1958年6月3日生。福岡県出身東海大学第五高校-東海大学-東海大学大学院和歌山県教-国際武道大学教を経て1990年4月東海大学教へ。1996年~男子監督、2008年~男子総監督を務め、2011年1月より現職。│今年は7連覇がかかっています。どんな気持ちで挑みたいと考えていますか。 今年の監督スローガンに『立志』を掲げました。ここまで来ると生半可な気持ちでは勝負に挑めなくなってきます。監督に就任して7年目。チームの成熟とともに、目標もどんどん、どんどん大きくなっています。昨年は(全日本学生優勝大会での)勝利も(全日│新チームについて教えてください。 今年のチームは昨年の全日本学生優勝大会及び体重別団体優勝大会を経験したメンバーが多く残っており、昨年の悔しさや自信を生かして行きたいです。しかし、今年は昨年の烏帽子(美久)のような絶対的なエース・ポイントゲッターが不在であり、その為、文字通り『全員柔道』でしぶとく戦い抜かなければなりません。特